ブログトップ

花まる日和。

liarbasho.exblog.jp

カテゴリ:ベルギーdé 抱腹絶倒( 5 )

ベルギーで抱腹絶倒記―最終話、「笑いの力」編。-




忙しくてなかなか記事を書く時間がないのでこの更新だけ
ひどく手抜きで写真中心になってしまいしたが
時間のある方は是非ゆっくりしていってください。




Gの家の近くにあるチーズ工房に連れてってもらった。
敷地内に牧場があって、そこの牛のお乳で作っている
チーズ。




棚には色んな味のチーズが並んでいて
一つずつ味見させてもらった。

私は「ピザ」味のチーズがおいしかった。

こうやってスライスして売ってくれる。
かなり良心的なお値段でした。

b0099516_4315619.jpg



写真とらせてください
と言ったらGがそれなら
宣伝しとかないと、と言ってこういう写真になった。


b0099516_43355.jpg



これは近くにいた羊さん。




b0099516_4335445.jpg


何見てんだよ。と言っています。


山羊さんもとことこ歩いていて、



b0099516_4344270.jpg






「がらがらどん」のお話を思い出しました。



場所変わって・・・・




b0099516_4354582.jpg




Gのジャズバンドがブリュッセルから二時間ほどの街で
街頭ライブをしたとき。

とても美しい街で「ルパン三世、カリオストロの城」
に出てくるカリオストロのお城みたいのがあってびっくりした。



b0099516_4362576.jpg





b0099516_4371095.jpg





歩いていると緑の中のオーケストラが・・・。

爽やかな風は吹いているし
太陽はやさしくあなたを照らしているし
何ですか
これは夢の中ですか
と思った一ページ。



b0099516_4385512.jpg




その日の午後、Gがまたチーズとビールのおいしい
有名なところに連れて行ってくれ
そこでみんなで飲みまくった。

b0099516_4401533.jpg


そこではチーズを並々と写真のカップに注いでくれて
そのカップが気に入った私は

「いいなーこれ欲しいなー」
と呟いたら

Gが

「おい、盗もうぜ。」

と言い出し、
飲み終わったカップを二つそのまま握り締めて
その場を立ち去った。
でもそのまま
カップを持って歩いていたため

駐車場で係員のおっちゃんに見つかって
没収された。


「完全犯罪を目論むならさっさとかばんに入れなきゃ
だめだよ」

とおっちゃんに言われたらしい。
どうやら他の人びともかなり頻繁に盗んでいるらしい・・・。ということが判明。




b0099516_4435911.jpg


またチーズ・・・

これはGの実家に夕飯に招待された時。
最高級のおもてなしらしい。
Gの両親が友人を呼びまくり、一大パーティー
になっていた。
そしてみんな初めて日本人を見る人ばかりで


「オノ・ヨーコに似てるなー。」

と言われた。



日本人てことしか共通点が見当たらない・・・・


西洋人はみんなアーノルドシュワルツネッガーのように
ムキムキマッチョマンだと思っている日本人と同じレベルだった。
面白いなあーーー。


b0099516_4472739.jpg


陽気なベルギー人のおっちゃんおばちゃんたち。



今回のたびはずっと飲んで食べて笑ってばっかいました。
久々に「お腹がよじれる」感じで笑いました。


二人とも旅立つ前はとても疲れていたのだけれど
たくさん笑ったらすごく元気になりました。


笑うって素晴らしいね

と思った今回の旅の感想はこれで終わり。



次回から通常のDAISY IN THE U.K 徒然日記再開致します。

それではまたねーーー。


DAISY
[PR]
by liar-basho | 2008-10-17 04:50 | ベルギーdé 抱腹絶倒

ベルギーで抱腹絶倒記―本当に腹を抱えた二人―編。




ブリュッセル観光を非常にいい気分で終えた私達。
日も暮れてきた。
その日の夜は友人Gの掛け持ちしているバンドのうちのひとつ、
ジャンベ(アフリカのたいこ)のバンドのライブを見ることになっていた。

私達は待ち合わせのトラムの駅「ステファニー」まで何とか
英語8割、フランス語1割、あとの1割は
ジェスチャーで人々に何度も道を聞きながらようやくたどりついた。

夕方のブリュッセルは空気がとても冷たい。
吐く息白く、身も凍え・・・と心の中で俳句を詠みながら
Gを待つ。




b0099516_5224527.jpg


↑トラム駅の周辺でGを待っているHCUKELBERRYちゃん。



仕事帰りのGがやってきたのは15分後。
そのまま近くのバーに移動する。

カラフルな布の照明や、
独特のデザインが素晴らしい色合いの手織りの布が
壁にかかっている、
モロッコ風インテリアを基調としたバーで
そういったインテリアデコレーションを見ることが大好きな
私は怪しい弦楽器の奏でるモロカンミュージックが流れる
店内で秘かに興奮し、
(それでもビールは流石にベルジャンビアだったのだけれど)
その一杯目の、
気温がぐっと下がったこんな日にはいささか冷えすぎている
ビールをぐびりとやって、ふうーと一息ついた。



いい気持ちで引き続き飲んでいると
Gが


「DAISYこれがねベルギーの典型的なバーだよ。」


と言うので吹き出した。

「この音楽はベルギー独特の音色で・・・。」

と引き続き言うと今度は 横でHUCKLBERRYちゃんが吹き出していた。

私達がバーに行ったのは7時。
そしてライブは8時から始まるのだと言う。

でもその前に皆で集まって夕飯を食べると言うので
とてもまにあわないのではないかと思って
「大丈夫なの?間に合わないんじゃない?」
と聞くと

Gは「ま、なんとかなるでしょ。」
と言って別に全然あせっている節もない。

そんなもんなのかと思っていると
後の二人のメンバーが違うバーにいるから
合流しようと言うことなり、てくてく歩いて別のバーへ。


この時点で既に8時を回る。

Gのバンドのメンバーと合流し、違うバーで飲みなおす。
みんなゲラゲラ笑ってとても楽しそうなのだけれど
私はライブの時間に遅れていることが心配で気が気ではない。

HUCKLBERRYちゃんに
「ねえねえ時間遅れてるよ、いいのかなあ。」
と言うと
「心配だよねえ。」

と言う、なのでもう一度Gに


「ねえねえ、もう八時過ぎているけど本当に大丈夫なの?」
と聞いてみた。
すると

「うんでもこれから彼らの彼女達と合流してご飯食べることになってるから
もっと遅くなるよ。彼女達今から家を出るらしいから。」

と言う返事。


ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿ひぃぃぃぃぃぃ。
質問に答えてないし!

しかももっと遅くなるとか・・・
これから未だ来る人がいてその人たちは
これから家を出るとか・・・。


なんというアバウトさ・・・。


こんな時世界の片隅で私はいつも自分が「日本人」であるということを
しみじみと噛み締めるのだ。

約束の時間に遅れるとか!
私の中では通常起こらない出来事なのだ。
待ち合わせにはいつも時間通り着くのは人間関係の基本でしょう
・・・・
と思っているのはどうやらそんなにマジョリティー(多数派)ではないらしい。

時間の流れが、その捉え方および哲学が、圧倒的に違うのだなあ
と思い知らされる出来事が海外にいるとよく起こる。

グアムにいるときによく乗ったバスは1時間くらい平気で遅れてきた。
そして乗り込んできたでっかいおばちゃんたちは運賃のかわりに
家で焼いてきたクッキーを運ちゃんに渡したりしていた。

初めて見たときは我が目を疑ったけれど

そーゆー風に物事が動いている社会だってあるのだ。
私が育ってきた社会が異常に便利で、異常に合理的で
異常に忙しいのだ。

住んでいるときは当たり前でも離れてみてみると
それが必然であるのかというのがぼんやりギモンとして
湧き上がってくる。

「そういう風」に物事が動いていない場所のほうが多いのだ。
そしてそれはそれでOKなのだ。

そんな風に思う時に、ああ「そういう風」じゃないことを
見れて良かったなあと思う。

見れたからどうかと言われると
私が日本の社会のシステムを変える
訳ではないし、否定するわけでもない、でも
ただ他のものもあるということを知る機会があってよかったなと思う。



でもその時には「みんなちがって、みんないい。」
BY金子みすず

と思うような境地には至っておらず

ひぃぃぃぃぃぃ。
この人たちってば約束の時間に遅れていくことを何とも思ってないぃぃぃ!!!!!
と思ってショックだった。


かくして、私達は今度こそは夕食をとるために
レストランに移動し、そこでバンドメンバーの彼女達と合流。

そこまで歩いていく途中に
Gが持参したホイッスルを鳴らし
道端の車を指揮しようとしているところを警察に見つかって注意される。
↑ばか。



その時点で9時を回っていた。

 レストランはベトナム料理店で
連日のチーズ攻撃に少々参っていた私にはとても嬉しかった。
私はフォー(ラーメンのあっさり版みたいなの。 ←ものすごいいい加減な説明)
を頼む。

他の人々はボトルでワインを何本か頼んでいた。
さっさとご飯を食べてライブ会場に直行するのかと思っていたら
どうやらこれから本格的に飲み始めるらしい。


もうまったく私の理解の範疇を超えている。
私は彼らのことはもう心配しないと決めて
じぶんのフォーをおいしく頂くことに精神を集中させようと決めた。

このベトナムレストラン、金曜の夜だということもあったのだろうけど
ものすごく混んでいた。
ふと見ると外には並んで待っている人もいる。
人気店なのだ。

ベトナム人の兄ちゃんが全員分のご飯を運んできて
Gが「それじゃあみんなで乾杯しよう。」
と言い
イエーイ!
とみんながなったところで
突然Gが立ち上がり

私のグラスを持ち上げ、私のところにあったお箸を取り上げ
そのお箸でグラスを鳴らし、


「レディースアンドジェントルマーン、アテンションプリーズ!」



とものすごい大きな声で店中の人に向かってスピーチをしだした。


のおおおおお(/ω\)




それまで人々の声で賑やかだった店内は、Gの声が響き渡って
一瞬水を打ったような静けさが広がった。

Gは構わず

「今ここにいる人たち!ボクに会いに来るために日本とアメリカから
はるばるやってきた大事な友達のためにみんなで乾杯をしたい!

DAISYとHUCKLEBERRYに!
乾杯!」

とグラスを宙に掲げた。

そこで店中の人々が大声で「乾杯!」
と言い、私とHCUKLERBERRYちゃんは非常に恥ずかしい思いをすることに・・。

Gはそれだけやりきると満足そうにワインを飲み始めた。

その後も人々はどんどんワインを飲み続け
流石に心配になった私は
HUCKLEBERRYちゃんに

「ねえねえもう十時半回ったよ。彼らもうやらせてもらえないんじゃない?」
と言うと

(つ´∀`)つ「彼らのことを一番心配してるのはDAISYちゃんだね。困ったね。」
とトホホと言った顔をした。

そして11時を過ぎた辺りで
突然Gの親友が立ち上がり

「おい!もう11時だぞ。早く行かなきゃ!」




と言い出し、素早く会計を済ませ

夜の街を走り出した。

私たちは

「ねえ、なんで今なの?わたしずっと心配してたじゃん。今まであんなにのんびりしてて
なんで今になって急に走り出すの?」


と混乱しながら彼の後を追った。


Gは途中のベルギチョコレートのアイスクリームの店で
「どーしてもこれをDAISYに食べて欲しい。」
と言い出し
列に並ぼうとしたけれども
親友の彼に

「おい!もう時間がないんだぜ!」
と激しく問い詰められ渋々諦めた。

しかし、今になって何で急いでいるのか全く意味がわからない・・・。



そして着いたところは
なんとディスコ!

入り口でGが店のマネージャーらしき人と口論している。
3時間半遅れたからね・・・。
しょうがないでしょう・・・。




と思っていると苦い顔をしてGが戻ってきた。
「なんだって。」
と聞くと

「あのオヤジ、細かいことにイチイチうるさいんだよ。」
と言っていた。

私は


( ´_ゝ`) うん・・・あんたたち・・・三時間半遅れたからね・・・。


と思ったが黙っていた。



中に入っていくと爆音でベルギーの若い男女が激しく踊っている。

 なんでこんなところでアフリカの太鼓を叩くことになってるのか
場違いのような気もしたけれど
Gを始め、バンドのメンバーたちは黙々と
準備をはじめ予定より4時間遅れて12時きっかりに
Gの

「いよおおおおお。」



という雄たけびと共に彼らのライブが始まった。
それまでの刺激的なコンピューターサウンドから変わって
乾いた土を踏み込むような彼らのバンドの音。

人が今叩いて作り出す、その手から生まれる生の音。

その一風変わった音にひきつけられて
上のバーで飲んでいた人々も下に降りてきて
彼らの音に合わせて踊り始めた。



b0099516_5324355.jpg


↑周りには200人くらいいたかな?
みんな叫びながら踊っている。


時折ネオンが彼らを照らし出すと真っ赤な顔して
踊り狂いながら叩いているので


なんか興奮したサルのように見える。(いい意味で ←どんなだよ。)




彼らは30分ほど叫び狂い、叩き狂い、踊り狂いながら
その後精も根も尽き果てたようになっていた。


b0099516_5313281.jpg

↑初登場の友人Gくん。

 


 私達はビールを飲みながら踊り、とっても楽しかったのだけれど
Gはぐったりしていた。






そして
「帰ろう・・。家に帰ろう・・・。」
と言って、
私達は
「そうだね。帰ろう・・・。」
と頷き、帰宅の途についたのだった。


いやあ面白かった・・・。


Gのライブレポートはまだ続きます。
それではまた次回。





DAISY
[PR]
by liar-basho | 2008-10-10 05:33 | ベルギーdé 抱腹絶倒

ベルギーで抱腹絶倒記―暴飲暴食此処極日々ー編。



前日夜遅くまで飲んでいた私達は昼前まで爆睡し、
Gの住んでいる町の周辺をダラダラ探索することにした。

Gはジャズミュージシャンなので、キッチンの一角には
古いジャズのCDが山のように積み上げられている。

朝の光が柔らかくやさしく差し込む中で
彼がこだわってるので素晴らしい音質で、
素晴らしいジャズを聴きながら
クロワッサンとフルーツとコーヒーの朝食を頂く。

なんというか何もしていないのにこう
お洒落な人になってしまったような気分だった。


b0099516_5371459.jpg


↑有名なベルギービールのメーカー「シメイ」が作ってる
チーズを食べた。おいしかった。
この国の人は本当にチーズが大好きらしい、
ということが後々わかってくる。


朝ごはんを食べたら散歩に出た。
晴れてはいるけれど風が冷たい。Gは言うには
ベルギーは雨天が非常に多い地域なのだけれど
私達が滞在している間は珍しく晴天が続くと言う
予報が出てたよ、ラッキーだね、ということで
事実滞在中、最後の日まで一度も雨は降らなかった。
秋の真っ盛りを堪能できて非常によろしかったな。

それにしても風が冷たい。家々が全て
石造りだからなのか吹きぬける空気
が余計冷気を含んでいるような気がする。
偏西風はどうしたんだろうと思う。
(全く意味がわかってないのにそうおもう)

彼が住んでいるのは首都ブリュッセルから鈍行列車で30分
程の小さな街。

首都は到着時に少しドライブしたけれど
こじんまりとまとまっていて大都市と言う感じはしなかった。

街を歩く人々の服装が洗練されていて
そして立ち並ぶビルの古さや、窓辺からこぼれおちるように
咲いている色とりどりのゼラニウムの花や他のつる植物なんかを
見てると人々のセンスの良さが伝わってきて

「ああ、みんな人生を大事に楽しんでいるんだなあ。」
という気がすごいした。

ヨーロッパの、小さな、そして成熟した都市なんだなあー
というのがブリュッセルの第一印象だった。

そしてこの後ブリュッセルを散策したのだけれど
その第一印象は変わることはなくて
より一層深まった。
大人の都市。観光地なのにギラギラしていないしね・・。


そしてそのブリュッセルから車で10分も行くともう
緑がぐーんと増えてきてぽつぽつと
農場が見え始めてあっという間に
家と牛と、緑、といった風景になってしまう。

先進国だし十分にモダンなんだけれどやっぱり農業国なんだなあ
と思う。

食料自給率はどのくらいなんだろう。
こんだけ農場が多くて牛がいれば他の国から
牛肉輸入しなくてもいいだろうし
野菜だって随分国産でまかなえるのだろうなあ
やっぱり自分達の国で作ったものを
食べられるっていいよなー
とか
そんなのんびりした風景を見ながら考えていた。

 Gの住む小さな街の話に戻ろう・・・。
大きな教会を中心に小さな商店街があってその周辺に
古いアパートが広がり、そのまわりはもう
ただ自然や農場が広がっていた。


b0099516_538066.jpg



 ↑Gの街にあるふるーい教会。600年前くらいに建てられたそう。
こんな風にヨーロッパではいつもどこでも古いビルの修繕が
行われている。
それにしてもこのクレーンの長さと言ったらびっくりさ。


b0099516_5383474.jpg



ふるーいふるいビルの間。
「レンガたち / みんなでお話 / しているの?」
・・・・・・超久々のDAISY俳句です。
(俳句じゃないところがDAISY俳句の趣です)




b0099516_5421966.jpg


↑普通の家の庭でヤギさんを飼ってる風景を
よく見かけました。
「よーしよしよし、けんかすんなよ。」
と言いながらひとんちのヤギに勝手に草を
あげるHUCKLBERRYちゃん。




b0099516_543432.jpg


↑私はつたが大好き。




b0099516_544556.jpg



↑うろうろウロウロ歩いていておなかが空いたのでおそーい
お昼ごはんを小さなカフェで。
カマンベールチーズのサンドイッチ。
バゲットは固いけど、柔らかい(?)。
とてもおいしい。
初めてフランス語で色々注文したので
緊張したけどお店の人はとても親切だった。

それにしても「口語」としての
フランス語と英語は言語として全然別物なのかもしれないけれど
書いてあるのを見ると、なんとなーく予想がつく。
やっぱり似てるんだよなあーと思う。

HUCKLEBERRYちゃんは
スペイン語もわかるから、スペイン語とフランス語の単語は
似てるのも多いし、全く同じ言い方をするものあるよ
と言っていたのでやっぱりラテンベースの言語がネイティブの人は
他の言語を学ぶ時にラクでいいよなーーー
と心底思う。



その日はGのために夕飯を作ることに。
シドニーで一緒に住んでいたときに
私が何度か鳥のから揚げを作ったことがあって
それが大好物だったことを思い出して
スーパーで買い物をして帰った。

ここがイギリスと違うところでスーパーの食品売り場が
もう品揃えが本当に素晴らしい。
美食の国だなあと恐れ入る。
帰るときにはあーもうこういういい食品群が見れなくなるのかと思って
寂しくなったくらい。



b0099516_545592.jpg



b0099516_5454747.jpg


↑ベジミートのコーナー
ベジタリアンの人用のお肉代わりのたんぱく質食品が
ずらーーーっと並んでいます。

こんなに見たのははじめてかも。



b0099516_547239.jpg



夕飯。
Gは鳥のから揚げとパスタ
私達は大好きなIZUMIMIRUNさんの白菜の生姜焼き。




b0099516_549727.jpg





↑これは別の日HUCKLEBERRYちゃんがお料理担当だった日。
クスクスと豆腐とココナッツヨーグルトという組み合わせで
不思議な味でした。(けなしてはいない)



b0099516_5495469.jpg


↑これは又別の日。
ブルスケッタ。
タマネギとトマトとバジルってなんでこんなにおいしいのだろうか。
Gが生ハムを食べて私達はうわさの「フェイクミート」を。
中ほどにあるのがそう。
大豆タンパクからできているらしい。
とってもおいしかった。



b0099516_5504972.jpg



↑ワインもビールもチーズも
とにかくおいしくて困った。



金曜日―
Gは日中仕事なのだけれど、夜ブリュッセルで
ジャンベのバンドのライブがあるということで
待ち合わせをすることにして、それまでは
HUCKLEBERRYちゃんと二人でブリュッセルを観光。



街はそんなに大きくないのだけれど
とにかく美しい。
セントラル駅から少し行くと
広場があるのだけれど(名前すらわからない)
その広場が圧巻だった。

広場の周りを荘厳な古いビルが四方から囲んでいるこの場所。
ヨーロッパの悠久の歴史とロマンを感じずにいられない。
背の高いビルに囲まれてその空間の中で
溢れる人ごみの中から空を見上げると
鳥が飛んで、大聖堂の鐘が鳴り響いたりして
もう出来すぎの状況なのだ。


b0099516_5535467.jpg



写真がうまく撮れていないのが残念。

b0099516_5543936.jpg



そんな広場でやっぱり日本語の勉強をするHUCKLEBERRyちゃん。



b0099516_5553739.jpg




本場ベルギーワッフルを頂くDIASYさん。
いやあ、本当においしいよ。
甘いものがあまり好きじゃないHCUKELBERRYちゃんが
もう一枚食べたいと言っておかわりしたくらい。
ブリュッセルではそこかしこでお店が出て
一枚から売っている。
トッピングも色々あって、チョコレートコーティングのとか
ホイップクリームを乗せたり、アイスをのっけたりと
色々。
わたしたちは普通のしか食べなかったけど、十分だった。



この後色々散策して夜Gとその仲間と合流して
クレイジーな夜が繰り広げられたお話はまた次回。


ベルギーで抱腹絶倒―本当に腹を抱えた二人―編。へ続く。
[PR]
by liar-basho | 2008-10-06 06:03 | ベルギーdé 抱腹絶倒

ベルギーで抱腹絶倒記―その傾向と対策―編。

オーストラリアはシドニーでその友情を深めてから
三年ぶり?もっとか、四年ぶりくらいにベルギーで友人に再会した
私達のお話です。


さて、お互いの近況をひとしきり報告しあった後で
Gが

「キミタチは、ベルギーについてどんなことを知ってるのかね。」

と聞いてきた。

ぎくり。

何にも知らんとは言えないので二人を代表して


( ´_ゝ`)「・・・・ワッフル。

・・・・・ビール・・・・・


チョコレート・・・・・。


国連?(自信なさ気
(国連本部がある)

NATO?(質問調)
(NATOのビルがある)」


とDAISYさんが答える。

するとGが

一番大事なことはね、

悲しいけれどもこの国の政治状況なのですよ。
と私の答えを全く無視して話し始めた。


彼が言うには

昔まだベルギーという国がなく、ヨーロッパ全体が混乱の時代にあったときに
オランダと合併(?)していた時期がありその時期は当然
みんなオランダ語を話していたわけ。

そしてその後ベルギーが国として独立してからは
フランス語も公用語として認められたのだけれども
その中で「オランダ語」こそが正しい国語だと主張する
人々がいて言語論争が起こった。(らしい)

でも昔の話なんでしょ。

というととんでもない、現在進行形だよ。


その論争がまた活発化してきて政治が混乱して
去年は8ヶ月無政府状態だったんだよ。

本当に残念で、バカらしいけれどこれがこの国の現状なんだよ。

と彼は言う。

何でも国内で「フランス語領」「オランダ語領(ベルギー国内では「フラミッシュ」という)」
に別れているというのだ。

なんかよくわからない。
でも自由に行ったり来たりしていいんでしょ。

単なる言葉の問題なんでしょ。
お互いひどく憎みあっているとかそういうわけじゃないんでしょ。
と聞く。
でも無政府状態が8ヶ月も続いたなんて
相当な混乱振りだなあ・・・。

日本で無政府状態が半年以上続くなんて想像できますか。
カオスだよなあ・・・。

でもそれだけ国内問題に必死になれるほど周辺国家との関係が友好だと
いうこともできるよなあ。
と思いながら
「観光客としてうろうろする時に特に何か気をつけることはありますか。」
と聞くと

Gが真剣な表情で話し始めた。


「うん、あるよ。例えばフラミッシュ領に入ったときに、
フラミッシュが話せないとね、土地の人々が不快に思ってね・・・。」




「・・・・不快に思って・・・・?」







「投獄される。」






うそつけ━━━━Σ(゚д゚;)━━━━!!



ぎゃーーーーーーーー!

ふざけんなーーーーーーーーーー


などとわめいている間に彼のフラットへ到着。

(注*実際は何の心配をする必要もありません。私たちはかなり
いろんなところをうろうろしましたが人々はどこでもとっても親切でした。)



b0099516_5293037.jpg

↑これがその「境目」を表す看板、(標識?)。
ここから先はフラミッシュ語領ですよ。と言っている。
(もしくはその反対でフランス語領)



いつも思うことだけど、外国の(西洋の国限定ですが、他の国はよく知らないので)
アパートメントというのは
外から見た感じでは想像できないほど空間がうまく使われていて
ゆったりとしたスペースがある。

人間が暮らすのに十分なスペースがある。
これ本当に大事だよね。
何で日本のアパートってあんなに息が詰まるような建物ばかりなのだろう。
特に一人暮らし用の2Kのアパートとか
いつも壁に見つめられているようで、逃げ出したくなる。

Gが部屋を案内してくれているのを聞きながら日本の住宅事情の劣悪さを
考えていた。




b0099516_532297.jpg

↑彼の部屋。
これは一階部分。
中二階があって三階まである。
決して広くはないのだけれど、
日の光が差し込んで気持ちがいい。
小さいながら庭もついてます。




b0099516_5311121.jpg


↑彼はドラマー。
ジャズバンドでもドラムを叩いてますが
もう一つ、アフリカのジャンベというたいこのバンドもやっている。
玄関先は彼の音楽道具置き場になっていた。




バックパックを下ろした私達、
その日はもう遅かったのでパブにそのまま行ってそこで
ベルギービールをぐびぐび飲んでしまおうということになり
車に乗ってびゅーんと出かけた。

着いたところは、農場の中にぼんやりとオレンジのあかりが
漂うように浮かんでいるいかにも「ローカル」な
感じの店で、古びた木の扉を開けると
陽気なおっさん達がフランス語でゲラゲラ笑っていた。

Gが中に入っていくと、おっさん達の何人かとは顔見知りらしく
冗談を言い合った後私たちのことを
「スペシャルフレンズ」だといって紹介してくれた。

そしてこの二人はフランス語が全然話せないから
国際交流のためにみんなここから先は
全て英語で話すように!と
おっさん達にお触れを出した。

しかしおっさんたちは誰一人として英語を話す気なんて
サラサラないらしく
「ボンソワーボンソワー。」
(↑フランス語のこんばんは、ね。)

がっはっはっは!
とすごい勢いで肩を叩いてくる。

私が



「ぼ・・・ぼんそわ・・・」


とボソボソ呟くと


がっはっはっは!
とものすごい勢いで笑われた。



( ノ゚Д゚)


 おかしいかい!ジャパニーズ小娘がフランス語で挨拶したら
おかしいのかあああああああ!




とおもってちょっと恥ずかしくなったが
その後Gが何か言った後にも
同じように
鼻が詰まったような声で
「がっはっはっはっは!」
と笑っていたのでもう全面的にタダ気持ちよく
酔っ払っているおやじ集団だということがほどなく判明して
私は自分の存在が笑われたのではないことを確認し
ひっそりと胸をなでおろしたりしたのだ。


私はフライドポテトをもりもり食べながら非常にいい気持ちで
ベルギービールをGに勧められるがままに飲んで
体内の水分をビール酵母化しようかなーどうしようかなー
と考えていたのだけれど

HUCKLEBERRYちゃんが何か落ち着かない。

( ´_ゝ`)「どうしたの」
と聞くと

もじもじしながら


(つ´∀`)つ「この店のマスターがさあ・・・。似てるんだよ。」


という。


( ´_ゝ`)「似てるって誰にさ。」


(つ´∀`)つ「ロッド、スチュワートに似てるんだよ。





( ´_ゝ`)「えー?」

チラ見するDAISY。







( ゜з゜):;*.':;まじだーーーーー



似てる。似てる。


黙っていられない私は早速マスターに

( ´_ゝ`)「マスターロッドスチュワートに似てるね。」

と言ってみた。

英語で・・・・。
そしたらマスターが超嬉しそうな顔をして写真を持ってきた。


何だろうと思って覗いてみると












ロッドスチュワートのそっくりさんコンテストの写真だった・・・・。








( ゜з゜):;*.':;も・・・・もろだーーーーーー


と思ってビールを吹きそうになる。

Gの言うところによると彼はそのそっくりさんコンテストで
優勝経験があるらしい。


いやあ、面白いなあ・・・。





b0099516_5563891.jpg


↑参考画像
これが歌手のロッドスチュワート。(大分若かりし頃)




私とHUCKLEBERRYちゃんが感激していると
気をよくしたマスターが
パプリカ味のポテチと
りんごのスピリット(アルコール分35%)を奢ってくれた。


気前がいいなー。

みんなでショットグラスにつがれたスピリットを
マスターの歌うロッドスチュワートのうたにあわせて
ぐいっと飲み干す。

その瞬間にマスターが店の照明を暗くしたりして



( ゜з゜):;*.':;ディナーショーかい!!!

と思ってまた吹きそうになる。
でもsのスピリットが甘くて美味しくて、
でも強いお酒なのでやっぱり喉が焼けて
それを潤すためにビールを流し込んで、
古い壁の古い写真を眺めて・・・
ってなことをやっていたら
ああ・・・旅って本当にいいな

っていう気持ちに心底なってきて泣きそうになった。




b0099516_615078.jpg



↑気前のいいマスター。



そしてGが
オーストラリアの思い出話を始めたりしたから

( ´_ゝ`)「うんうんうんうん。」


・・・・



じーーーーん


となってしまい、やっぱり結局泣いてしまった。



そしてそんな私達のやりとりを
先ほどからじっと見ておりいろいろちょっかいを出してきた
一番恰幅のいいおっちゃんが


「オレは生活保護受けてるけど今日は気分がいいからお前達にいっぱいずつ奢ってやる!」


と言い、ビールを奢ってくれた。




ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿ひいいいい
ベルギー国民の税金が・・・・。





(*゚Д゚)ノまいっか。


と思ってまた飲む。
そのおやじは更に色々話しかけてきて



そして強引に私達のテーブルに乱入してきて

がっはっは!
ともうやたらにずっと笑い続け
最後には

「一緒に写真とっておけ!」
と言われ
写真を撮ることに。




b0099516_683196.jpg



↑強引なおっちゃん。


しかし果たして、ベルギーでの初めての夜は
がははおじさんたちの陽気な笑い声と共に
更けていくのであった・・・。



次回に続く・・・・。










[PR]
by liar-basho | 2008-10-03 05:35 | ベルギーdé 抱腹絶倒

ベルギーで抱腹絶倒記―再会の時は訪れたー編。

帰ってきました。ベルギーに一週間行って参りました。

もう最高でした。

何が最高かということは長々と抱腹絶倒記に書いていこうと思いますので
時間のある方は是非ゆっくりしていってくださいねー。
((*゚Д゚)ノコメント大歓迎!)







改行用画像

b0099516_1452869.jpg





プロローグ・・・

ベルギーに行くことになった。
昔の友達に会うのが目的だ。

彼は生粋のベルギー人。
一緒にオーストラリアで一年間住んでいたので
お互いを本当によく知っている間柄だ。

HUCKLEBERRYちゃんは一緒にはすんでいなかったものの
二年間同じ職場で働き、長いお休みの時には
一緒にエアーズロックを見に行って
世界の中心で愛を叫んだ間柄なので
彼との関係は私の彼との関係より濃い!
という意見。

どちらにしても私達二人にとってとっても大切な友達。
私達二人はオーストラリアで出会って、恋をしたのだけれど
その私達の恋をいつも笑顔で見守ってくれ、なんか私達のオーストラリアの
思い出にはいつも彼の笑顔が欠かせないスパイスのようにちりばめられている。

そんな大事な友達に会いに行くというのに
出発前まで忙しすぎて、全く旅の準備が出来ない、
情報をチェックする暇もない。

旅立ちの前日、なんとなくバスのチケットを見てみたら
帰りの日付の部分、
出発日は合ってるのだけれど、到着日が出発日の前日になってることに気がついた。


ぎゃあーー


ばっくとぅーざふゅーちゃー!!!!



ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿「ひいいいい。どうしよう。この日程間違ってるう・・・。」

(つ´∀`)つ「げえええええ。タイムマシーンタイムマシーン!!!」

とひととおり、おろおろしてみたものの
出発は翌朝、しかも早朝、
どうすることもできず、とりあえず
いつものように「でたとこ勝負」を決めるしかないね、
と慌てた割にはすんなりと落ち着いた。

それにしてもこのカップルはどうしてこういう細かいことに
一切気がつかないのだろうか。
引越しのトラックを予約し忘れたりとかですね。(そんなことあったな)

とにかく、仕事は全部終わった。
ガイドブックも何にもない、フランス語もほとんどわかんない。
(0,3%位わかる)
でも彼に会いに行くのだ!
胸を張っていくのだ!
この胸のときめきは、そして煌きはダイヤモンドよりもまばゆいのです!
と相棒が思っていたかは確かめるほどもないけれど、とにかく
私は疲れた体を横たえて、翌日からの冒険の序章に備えて
短いけれども充実した睡眠をとれるようにと目を閉じたのだった。



これより本編が始まります。
改行用画像。



b0099516_147215.jpg

↑ベルギーのスーパーのチョコレート郡。





出発の朝―
5時おき。
家から徒歩五分の大通りでビクトリアステーション行きのバスを拾う。
5時45分くらいのバスだったけれど、もう結構人が乗っているので
驚いた。
そしてバス停ごとにどんどん人が乗り込んできて、二階建てのバスは
立ってる人がいるほどの混み様に・・。
みんな朝から一生懸命働いているんだね、うんうん
とHUCKLEBRRYちゃんとお話しする。
しかし働いている人々を横目に見ながら私達は
でっかいバックパックを抱えて旅立つので、
遊びに行くので!
無意識のうちに
顔がにやけてしまう。
しょうがないね。

ビクトリアステーションに到着。
朝ごはんと昼ごはんを購入。
HUCKLEBERRYちゃんはエスプレッソとかベジタリアンソーセージ
の入ったサンドイッチを購入。
私はトマトスープにグリルドベジタブルのパニーニを買って
二人で駅の待合室でもぐもぐ食べた。

朝早いということもあるのだろうけれど
気温がぐーっとさがってとっても寒く、
足元からじんじん冷えてくる。
あったかいトマトスープがじわーんとしみこんでいくようで
おいしかった。

バスの乗客の顔ぶれは多国籍だった、でもアジアンは私だけだったけど。
私達の行き先はベルギーの首都ブリュッセルだけれども
このバスの終点はどうやらハンガリーのブタペストらしい。
どのくらいの走行距離なのだろう。
すごい長いんだろうなー。バスの長旅って、体を動かせないし
よく寝れないから疲れるのよね。
とアメリカを旅していた時の地獄のグレハンバス旅行
がちらりと脳裏を掠める。
(アメリカでグレハンバスが一度9時間遅れたことがあり
目的地に午前3時に到着し、大変な思いをしたことがあるのです。)

この一週間の旅行中に新しい日本語単語を50個覚える!
ととなりのHUCKLEBRRYちゃんは張り切っている。
ふいに私に外国人向けの日本語教材を見せてきて

(つ´∀`)つ「DAISYちゃん、見て。「常用漢字」っていうのはね
ページにしてこのくらい厚さしかないんだよ。これは例えボクがガイジンだったとしても
なんとかできる量だと思わない?ボクはそう思う。だから頑張って覚えたいと思うよ。」

と私に話しかけてるんだか、決意を新たにしたのかわからないけれども
闘志を燃やしていた。

この時点で二人ともベルギーとイギリスの間に時差があるのかとか
気候はどんななのかなど、何にも知らなかった。
行くまで慌しすぎて、興奮する時間も、十分準備する時間もなかった。

「行けば何とかなるでしょ。近いし。」
って感じだった。
なんか旅慣れてしまったなあ、と思ってちょっと寂しく感じる。

私は旅立つ前のあの高揚感が何ともいえず好きなので、
そういう感覚が薄れてしまうのは悲しいと思った。

あと一週間で私は旅に出るんだ!
そしたら周りのみんなは誰も私を知らないんだ!
そういう気持ちになったときから、旅はもう始まっている。

忙しくて、興奮できなかったなんて寂しいな。
次からは、どんなに忙しくてもドーパミンを
大量に放出させて、仕事中にもっと妄想にふけるようにしよう
そうしようと思う。そして
何を考えてるのかわかんないなと自分で思う。いつものことです。

私達が今回利用したのはコーチバスというヨーロッパ中をくまなく網羅している
長距離バスシステムで、片道は待ち時間も含めて大体8時間くらいだった。

ロンドンのビクトリアステーションを出発して2時間ほどで
ドーバー海峡の港に着く。

建物も何もかもがくすんでいるようで寂しい印象のする場所だった。
大きなフェリーが人々を圧倒するように並んでいる。

今は飛行機と他に地下トンネルもできてそれこそ昔よりは
ぐっと利用頻度が減ったかもしれないけれど
ずっとずっとここが人、物の流通の拠点だったのだろうな
と思うとなんだか感慨深い。

それにしても何とも陽気な空気の読み取れない陰気な
港町だった。

それでも私達の気持ちは昂ぶり、フェリーに乗って海を越えて
かつての友に会いに行くというロマンに酔い
ロマンだけでなく早く酒にも酔ってしまいたいという
強い希望を胸に秘めながらフェリーが動き出すのを待っていた。



フェリーはかなり快適で私達はそれぞれ二杯ずつギネスを
飲み干し、船の揺れも伴って非常に良い気分になり
HUCKLEBERRYちゃんは私のリクエストに応えて
「古代ギリシアの神々」の物真似を披露し、
それは大変私に好評で、そんなことをして
笑い転げているうちにあっという間に
向こう岸についてしまった。


b0099516_1492985.jpg

↑ドーバー海峡を背にギネスをぐびりとやるDAISYさん。
この幸せ。




船の旅もいいな。
揺れないのなら、飛行機よりスペースがあって動き回れるだけ
よっぽどいいよね。
と話しながら再び窮屈なコーチバスに乗り込む。



着いたのはフランスで
そこから国境を越え
ベルギーに入国して、首都ブリュッセルまで賞味3時間程の乗車時間だった。

ドーバー海峡を渡る前に出国審査があったけれど
フランスについてからも、そしてフランスからベルギーに
入ってからも入国審査はなかった。
同じEU内だと
こんなものなのかと思う。


フランスからベルギーに入るときも
日本で県境に立っているような
普通の看板が一枚立っているだけだった。
風景もほとんど変わらず平和に牛が草を食んでいて
どうにも国境を越えたという実感に乏しかった。

ただ自分達がもう英語圏にいないことだけは
バスの中から見える、過ぎ去っていく景色の中
で感じて、いよいよ言葉の通じない国に来てしまったな
という思いがよぎった。


 ほどなくブリュッセルのコーチバスの駅に到着。
友人とはメールで連絡を取り合っていただけで
直前に電話してもつながらなかったこともあり
まだどうやって合うのかもハッキリしておらず
とりあえず公衆電話で彼の携帯に電話をかけた。

彼につながったと思うと

「ホレーイホレーイ!」
と喜びの雄たけびを上げているのが聞こえた。

「もしもし、」

「ホレーイ!」

「いや、ちょっと聞いて。今どこ。」

「ホレー・・・・・・」

ぶつり。

切れた。

百円くらい入れたはずなのにおかしいなと思い
HUCKLEBRRYちゃんに掛けなおしてもらう。


「もしもし。ボクたち今駅にいるんだけどさ。」


「ホレーイホレイ!ホレ・・・・」


ぶつり。


( ノ゚Д゚)またきれたーーーーーーー

話し合いの結果この電話はどうやら15秒しか通じないらしいということが判明。

そこで

「私達は、今、ここにいます。迎えに来て。」
と8、5秒くらいで伝え、その後は座って待つことに。

そのときまで二人とも「携帯海外でいらない派」
だったんだけど初めて

「うーんやっぱり一個ぐらい合った方が便利だよね、特に
こーゆー時代だしね。」

などという話が持ち上がり
うーんじゃあプリペイド式に・・・
などと言っているところへ

「ホレーイ!」
と叫びながら友人Gが現れた。

嬉しくて懐かしくて叫んでしまう私。
そんな私をヤレヤレといった顔で見るHUCKLEBERRYちゃん。
うんうんいつもの風景ではないですか。


Gは
「HUCKLBERRY!かわんないねえー。まったくかわんないねえー!」
と顔をほころばせ
「DAISY、いやあ、それにしても老けないねえ。」
と驚き、私達はバックパックを背負って彼の車に乗り込んだ。




車に乗ってすぐに有名なベルジャンビアー「シメイ」
を渡され、笑顔満面のHUCKLEBERRY氏。

b0099516_1481246.jpg






to be continued.....
[PR]
by liar-basho | 2008-10-02 01:50 | ベルギーdé 抱腹絶倒